タイ、パタヤに行けない日々3
サワディーカップ、くぼゆうです。
『ダメだ!パタヤに来てまでシャイなままで、どうすんだ俺!』
そう自分に言い聞かせ、私はお嬢に声を掛ける決心をしました。
だんだん、お嬢の店に近づくにつれて緊張してきます。
30メートル、20メートル、10メートル…
その時です。お嬢がチラッとこちらを向きました!
もう引き返せません。
すぐに、ピーサウがお嬢に耳打ちです。
ピーサウ『戻ってきたで、アイツ!』
だったのかは分かりませんが(笑)
お嬢もウンウンとうなずいていました。
そして、とうとうお嬢の前に着きました!
お嬢は私の顔をチラッと見ます。
『一緒に飲める?』
私は勇気を振り絞って聞いてみました。
お嬢は、え?私?みたいな感じでした(笑)
店の中に入り席に着くと、お嬢が横に座ってくれます。
(うわぁ、やっぱりめっちゃ好みや!)と心の中で思いました。
カンパイして話をしようと思っていたら、
先ほどのピーサウがやってきて、お嬢の反対側、つまり私の横に座ります。
そして、私にずっと話かけてくるのです。
私は(お嬢と話したいんやけどな…)と思っていました。
そんなふうに思いながらも、ピーサウは陽気だったので、お嬢と笑ったりしていました。
しかし、私には時間があまり無かったのです。
そう、それは…